神奈川歯科大学同窓会学術講演会にて講演をして参りました!

こんにちは、勤務医の杉山です。

神奈川歯科大学同窓会よりご依頼を受け、神奈川歯科大学附属横浜クリニックにて院長 奈良が特別講演をして参りました。

現地とWEBでのハイブリッドでの開催で、
「歯周組織再生療法再生 成功のためのストラテジー」
という演題で講演いたしました。

学術講演 奈良嘉峰

垂直性骨欠損を持つ歯(周囲と比べ、歯を支える骨が溶けてしまった歯)はそのままにしておくと10年後の喪失率が高くなるという論文があります。

(4mm以上骨が溶けている歯だとおよそ7割が喪失しているというデータがあります!)

グラグラになった歯や、抜けそうな歯は、歯周病が進行し垂直性骨欠損が生じている可能性が高いです。

こうした歯には、場合によっては歯周組織再生療法が適応になります。

歯周組織再生療法は、失った骨を取り戻し、再生することで、歯の寿命を延ばすことができます。

しかしながら、歯周組織再生療法は術式が繊細で、難易度が高い分野でもあります。

今回はテクニックの必要な再生療法において押さえておきたいポイントなどについてお話しました。

講演の最後にはご質問もたくさんいただき、会場の先生方からはご好評をいただきました。
私も、改めて歯周組織再生療法について勉強することができました。

歯ぐきからの出血がある、ポケットが深いと言われている歯、ぐらつきが出てきた歯などでお困りの場合は一度検査を受けてみませんか?

抜歯か妥協的メインテナンスの道しかないと判断される歯もしばしばありますが、術者によっては保存できる場合もあります。

院長奈良は歯周病専門医・指導医に認定されております。
当院は歯周病の治療を得意としておりますので、ご相談ください。

茅ヶ崎駅前奈良デンタルクリニック

神奈川歯科大学同窓会学術講演 質疑応答